WorldWork

プロセスワークにおける「ロール」の概念について

プロセスワークにおける「ロール」の概念について、長年、以下の言葉に納得出来ないでいた。 「個人は役割(=ロール)よりも大きく、役割(ロール)は個人よりも大きい」 これだと個人と役割の大きさの関係が意味不明。納得出来なかった。どっちもどっちに…

関係性を語りあう効用:ORSC

ORSCを体験した人からの「ORSCいいよ〜」話を聞くと、天の邪鬼なRyoji☆は「本当かなぁ〜」と思ってしまう。関係性って当たり前だったり、自然と考えるかも知れないけど、実はデザイン出来るというのは、それ程驚くことじゃない。 未だに社会契約論が論として…

ライト化:大河ドラマ「江」・「もしドラ」・教養クイズ番組

前置きとして、いい悪いを言いたいのではなくて、今、そういったドリーミングの中(共同幻想)に私たちは今浸っているよってことを言いたいってことを言っておきます。 現在放映中のNHKの大河ドラマ「江」について、Dんなが「大河ドラマ、まるで歴史マンガを…

【告知】4/25(日)組織と個人〜ロールという視点を持ち込む 個人と役割とのギャップ〜

プロセス指向心理学の考え方を用いたワールドワークのやり方を具体的な「組織と個人」というテーマで 学ぶことができるクラスです。よかったら、こんな風に触れる方法があるんだ!って体験してみてください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−組織と個人〜ロールと…

【告知】1/30(土)1/31(日)◆組織に風を通す◆ プロセスファシリテーションの日本的活用法を探る

プロセス・ワークを用いたグループ・ファシリテーションについて学びたい初心者向けのクラスが1月末に開かれます。できるだけ2日連続で参加されると、「成る程〜」とお得感がありますよ。 よかったら是非。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プロセス…

【告知】12/13(日)「組織に風を通す(企業や組織の現場で使う)」〜ワールドワークの日本的活用方法を探る〜

ワールドワークを今の日本で展開する試みです。 通常の話し合いではなかなか表面化できない、深いところにある嘆き、悲しみ、苦しみ、希望 などを体感する場としてやってみます。よかったら是非。 **************************ワー…

【告知】7/25(土)7/26(日)世界の痛みを緩和するセミナー〜プロセスワークによるグループファシリテーションの基本とエスカレーション(深刻化)への取り組み〜

2007年11月に初めて参加してすっかりその魅力にとりつかれたプロセスワーク。 その体験版の講座が7/25(土)7/26(日)に開かれます。講師は現在も創始者のミンデルさんから直接教えを受けている亜矢子さんが 一時帰国されての開催です。世界とは情報が…

【告知】6/27(土)わたしは、だれか。 私たちは、だれか。

知り合いのあやぱんが一生懸命募集しているワークショップです。今、ここで充る声。 それを場に形として表し、いかにそれと私たちが関係し、囚われているか? それがあることをみようとする試みです。女性限定ですけど、きっと面白いし、エネルギー上がるの…

【告知】1/9-1/11ワールドワーク沖縄

その場に存在するすべての声を場に出すことによって、痛みを取り去ることは できないものの、痛みを緩和し、明日へ顔を上げる希望もあるかも知れない と気づくワールドワーク。それを沖縄で、知り合いのプロセスワーカー桐山さんが開かれます。 よかったらど…

プロセス・ファシリテーターは「空」に目覚める

アドバイザーのセッションがあった。忘れないように記しておく。始まる前はどんなことやるんだろう?とコーチングとの流儀の違いにドキドキした。終わってみれば如何にもプロセスワークっ感じ。「皆さん、違いますねぇ〜」とアドバイザーはおっしゃっていた…

個人とロールその2

Dんなから、プロセスワーク心理学においてグループワークを行う時は ロールは個人より大きく、 個人はロールより大きい。 と教えられた。「はぁ」 そんな不等号が成り立つとはとても信じられなかった。ところが今回グループワークをやっている中で「成る程〜…

【告知】10/25(土)と11/15(土)プロセスワークによるファシリテーション

去年の11月にプロセスワークによるファシリテーションを初めて知ってからすっかりその魅力の虜になって、今、実際に身につけようと学びを進めています。今回、広く一般向けにオープンなクラスを開催する運びとなりました。 もしよかったら一度ご参加ください…

ロールと個人

チーム暴れ馬の勉強会に参加させて貰った。2か月ぶりのグループワーク。ファシリテーターのロールの困難さは想像以上。ドンドン流れる場。水面下で「無視された声を話させて」と通低和音が響く。消えては現れるロール。 ずっと苛立ちを抱えていて、でもどう…

ブレーメンの音楽隊な日

プロセス・ファシリテーション・プロジェクト。いよいよスモール・グループに分かれて、月一度の勉強会が始まった。私たちはあぁだこうだ話してるうちに、「ブレーメンの音楽隊だ!」とドリームアップされた。いやー、それぞれ濃くて個性が引き立つ。 東京近…

日本という風土では「対立」はエッジ?!

WorldWorkの手法に限界があるのはわかる。でも、実施するのに安全じゃないとすると話は別で、何かやり方を考えないと、このままやれないと思い悩んでいた。 率直に藤崎さんにお尋ねする過程で、3つほどハッとした。1つ目は、文化の違い。WorldWorkのビデオ…

2000年頃のワールドワークを見た

2000年頃に行われたワールドワークのDVDを見た。開催を教えてくれたFゆFゆ、仲介の労をとってくれたVィニーに感謝。英語のやり取りなので全部が分かった訳じゃない。途中でTみちゃんが同時通訳をしてくれてだいぶ理解が進んだ。実に面白い。グイグイ…

場を見る

場を見る。 Ryoji☆にとって常に気にして来たことなので、そこそこ読めると思っていた。これがなかなか意識してやらないと難しいことがわかった。今回の会場は場がよくない感じだった。いるだけで圧迫感を感じる。しかし、それに気がついたのはワークをやった…

老いの姿:勝手に師匠

ミンデル夫妻を見ていて、いいなぁと憧れる。特にアニーはそのBeingを勝手に師匠にさせて貰う。やんちゃで、自然体で、好奇心いっぱい。70歳まで生きているとしたら、あんな風に生きていたい。自分が語る何かを好奇心いっぱいで聞いてくれる人たちがいて、う…

POPは何故か精神的に疲労する?!

どうしようもない焦慮に身を焦がすのを認め、一旦それを手放した上で、今この場で何か惹かれることに意識を巡らす。少しずつ見えそうで見えない何かの訪れを待つ。ふと気になった対象へ世界からの息吹きを吹き込み、地上で最も惹かれる場所にイメージを移す…

男らしさ

場の状態を伝えて下さるアウェクナー役の方に「(Ryoji☆は)言葉は男性だけど、身体の動きは女性らしいし、顔が笑っている」と指摘された。図星であったために、虚を突かれ、そこからRyoji☆独りモードに入って落ち込んだ。Ryoji☆としては男性のロールを取った…

エッジに立つ

ワールド・ワーク3回目。今回はファシリテーターに挑戦してみた。短時間でグループ30名近くがこれでワークするテーマを選ぶ。いつも意見を聞き過ぎて、間延びする。「止めとけ!」と囁く声があるが、敢えてやってみる。場の天気予報を心掛けた。場しか見て…

アンホールド(unfold):紐解く

Aやぱんがリレーションシップ・コーチとして関わるデモを見ながら「unfoldして」と言われて、戸惑う姿が、クライアントさんを前に立ち尽くしてしまうRyoji☆の姿とダブった。チャンネルを使い「それって何だろうね」に行けばいいのはわかるんだけど、焦点の当…

コンセンサス・リアリティを崩壊させる恐怖

「『わからない』って言うから、ただ確認したいだけなのに、何故ちゃんと応えて貰えず、はぐらかされるんだろう?」(Ryoji☆が言った趣旨を捏造しているので、正確な引用じゃありません。)FゆFゆの疑問に応えて説明しているうちに、アッて思った。コンセン…

成仏できない想い

ロールを設定してわざと対立を巻き起こしておいて、演じた結果としてロールが消滅せず残り続けるとしたら、それをやることにどんな意味があるのか?ワールドワークをやる前に、説明を聞いた参加者から問い掛けがあった。うーん、一理あるなぁ。Ryoji☆なりに…