プロセス・ファシリテーターは「空」に目覚める

アドバイザーのセッションがあった。忘れないように記しておく。

始まる前はどんなことやるんだろう?とコーチングとの流儀の違いにドキドキした。終わってみれば如何にもプロセスワークっ感じ。「皆さん、違いますねぇ〜」とアドバイザーはおっしゃっていた。何をアドバイザーに見るのか?その人のこだわりがそこに投影されている。そのエッジにフォーカシングする。言葉にすると原理は単純なんだけど、体感すると消耗する。2次プロセスの探求はコンフォート・ゾーンを出るだけに精神的緊張が高いのだ。

「ロールプレイに夢中になると、個人はどこに行ったんだろう?って不安になるんです。」と尋ねたら、「それは筋がいい」と褒められた。アドバイザー曰わく、ロールと個人との行き来により生じる何かこそが空。ファシリテーターとしてはこの空の境地に立つことが肝要。ふーん。これを空って言うんだ。成る程。そこに向き合うと、Ryoji☆の重心が失せ、次第に行為しているRyoji☆が虚無の深遠から得体の知れない何かがこぼれ出す。その得体の知れなさに恐怖する。一体Ryoji☆の意志ってなあ〜に?Ryoji☆がこれがRyoji☆だと思っていた何かは、ことごとくロールに吸収され、それでもなおRyoji☆はそこにいるのだろうか?
恐らく、大いなる何かに委ねる境地に立つと、そこは楽で、Onenessの感覚が染み渡る、「今」になるのだろう。それはいろんな開いていこうとする何かがたゆたっている。そこに眼差しを向け、ほどいていく。

ふふふ。道は開かれた。

Happiness幸福の探求―人生で最も大切な技術

Happiness幸福の探求―人生で最も大切な技術