リジェネラティブ・リーダーシップとは

2024/4/10にリジェネラティブ・デザイン・カレッジで、Ecological Memes発起人の​小林泰紘さんからリジェネラティブ・リーダーシップについて講義を受けた。 この夏を目指して、本の翻訳を進められているそうで、詳しくはそれを読まないと分からない。http…

<2/14「コーチングはどのように広がってきたのか? CTIの非公式な歴史からみるコーチング」を聞いて>

こういう歴史話は大好き。ランダムに気になったことを挙げてみる。 ・源流は、1990年代のアメリカ西海岸のヒューマンポテンシャル運動にある。 =>1年前に基礎コースしか参加していないたっちーが言い間違えていた「NCRW」の元はここ。 つまり、カール・ロ…

ORSC 15th Anniversary Ceremonyに参加して

2024/1/28東京ミッドタウン八重洲で開催されたORSC 15th Anniversary Ceremonyに参加した。 ここまでORSC JAPANを牽引してくださったゆりさんが2023年12月で退任というサプライズもあったものの、この15年でORSCerが600名近く誕生したということ。そして、…

予祝という動きと想定を超える実現

Twitter関係で流れてくるタイムラインで、「予祝」をやるコーチがいると知った。全然詳しいことは知らないし、「苦悩マン」と呼ばれた身からすると、「こんなことが起きたらいい!」と未来を思い描くこと自体に非常に抵抗がある。そんな希望的なことを思って…

善き友をもつということ

幸せに生きる上で大切なことは何か? お金?伴侶?仕事? いろんな要因が考えられるので、決定的に「これだ!」とならなかった。 しかし、このお経を読んで、おや?と思い、少しずつ「そうか!」と納得した。 コーチングを学び実践する中で、実感したのは、…

鈴木宏昭「私たちはどう学んでいるのか 創発から見る認知の変化」1章と2章の振り返り

鈴木宏昭「私たちはどう学んでいるのか 創発から見る認知の変化」1章と2章の振り返り honto.jp <1章 能力という虚構>の要旨 「能力」という考えは、アメリカのプラグマティズムに乗っ取っている発想。例えば、「計算が解けた」という事象を観察した時に、…

ツインエネルギーって何か?

「ツインエネルギー読書会」で追求している「ツインエネルギーって何か?」についてうまいこと言うなぁって文章を見つけました。 たぶん世界の真理としてはブッダが看破したように「諸行無常」(仏教の根本的な理念を示す旗印である三つの教理。三法印: 諸…

結婚10年以上を経て、彼女とよい関係でいるための秘訣

以下の記事を紹介したところ、Zヒーから「Jijiの実践状況も共有してほしい。」とリクエストを受けたので、敢えてどんなことを考えてやってきたか?学びと実践を書いてみよう。 ------------恋愛関係を維持するコツ。心理学者20年の研究結果。htt…

【本の感想】岡本隆司「中国史とつなげて学ぶ日本全史」東洋経済新報社 2021.10.

岡本隆司「中国史とつなげて学ぶ日本全史」東洋経済新報社 2021.10.https://honto.jp/netstore/pd-book_31186924.html コンパクトにまとめたが故に、見えてきたものが興味深い。日本列島という地理的条件下にある日本人たちの学習の軌跡とも言える。 中国や…

ツイン・エネルギーと名称

関京子さんが「ツイン・エネルギー」という本を出されたので、9/9本間正人さんが話を聞く会を開いて下さった。 https://honto.jp/netstore/pd-book_31190597.html さすが本間さん。コメントや進行が洒脱だし、軽妙で、気が利いてる。楽しい時間だった。京子…

プロセスワークにおける「ロール」の概念について

プロセスワークにおける「ロール」の概念について、長年、以下の言葉に納得出来ないでいた。 「個人は役割(=ロール)よりも大きく、役割(ロール)は個人よりも大きい」 これだと個人と役割の大きさの関係が意味不明。納得出来なかった。どっちもどっちに…

4日遅れの誕生日ケーキ

日曜(9/5)のお茶の時間に、小4娘がバースディケーキを作って振る舞ってくれた。彼女は何かを作るのが好きなので、午後に「ケーキを作る」と言い出したのも、いつもの一環だろうと思ってた。 午前中、買い物に一緒に行った時に、「ババは、たけのこの里とき…

本当の仕事とは?

7/4(日)本当の仕事ワークショップ(WS)・オンラインに参加した。現在榎本英剛さんの元で、天職創造WSに参加しているメンバーが学んだことを実際にやってみる試みだった。 コーチングに出会って、「天職」って考え方に触れた。魅力的な考え方だとは思ったけど…

【「2.6 書くことによるリフレクション」振り返り】

話しながら、どうも「書く」行為と「リフレクション」には、ベン図のように重なる部分と、重ならない部分があることが明確になった。 まず「書く」には4つのパターンがあった。一つ目は、記録重視。今ここで感じたことを兎に角記録しようと書く。二つ目は、…

コーチングハンドブック 第10章 集中力を生み出す を振り返って

「ゾーンに入る」経験は、「何か?」に好奇心を向けている時。p277で書かれている通り、自己のうちに余計なフィルターがなく、ありのままに観て、まんまの自分を発揮出来ている時。 --引用開始-- 従来のコーチングのパラダイムは、「P=C+K」という式で表せま…

SFとVIAの違い

自分がインタビューされる立場で参加して、 SFとVIAの違いを探求する試みを行った。 よく「SFはDoingで、VIAはBeing」って言い方になるけど、それでは説明がつかないってことがわかった。 それがよく現れていたのが、SFの「共感性」とVIAの「社会的知性」。 …

「コルトハーヘンの8つの問い」を巡る対話から

今回コルトハーヘンの8つの問いかけをグルグル回るという記述が、期せずして乾さんの8字理論と一緒で、再度説明いただきました。 8字理論。実に素晴らしい。 乾さんの視点は一貫して、「学習者にとってどんな学びが起きているのか?」です。これまで「学習」…

講演会 夏目房之介教授・最終講義「マンガ研究はなぜ面白いのか」を視聴して

YouTubeLiveで夏目房之助先生の最終講義を視聴した。 なんと670人近い人が視聴していた。 どうして漫画ってこんなに面白いのだろう?って個人でああでもないこうでもないって考えて、同じような興味関心を持つ人たちが集まってワイワイやってきた。そんな情…

心理的安全性とリーダーシップ

村瀬俊朗さんの解説を読みながら、後半、リーダーシップについて書かれていて、面食らった。なぜ心理的安全性の話が、リーダーシップに繋がるのだろう? 前回、「信用」と「心理的安全性」の対比は、個人と集団で同じ現象が違って起きるという例。「心理的安…

「信用」と「心理的安全性」:社会学の根本;個人に還元できない何か?を私たちは持つのか?

村瀬俊朗さんのエイミー・C・エドモンドソン「恐れのない組織 『心理的安全性』が学習・イノベーション・成長をもたらす」の解説を読んで、刺激を受けた。 『恐れのない組織』の「解説」を公開します。|英治出版オンライン @eijionline #note https://eijio…

「ネズミの楽園」実験:TEDトーク

「あなたが依存症について知っていると思っていることは間違っている」のTEDトークを見て驚いた。 https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong?fbclid=IwAR3oZlZYM8_xDgxUmQatChjOdZ7k6nUfdhL3Ot9RgROGg…

「自分の人生を創り出すレッスン」の出版記念イベント

8/26ロバート・フリッツ氏「自分の人生を創り出すレッスン」の出版記念イベントを視聴した。 ロバート・フリッツ氏の英語はシンプルで、所々理解できたし、Danna(田村洋一)の通訳も素晴らしかった。ロバート・フリッツ氏の在り方もよくて、明るく客観的に観…

エンパワメントセッションをやってみて

3月から受講しているポジティブ心理学コンサルタントの講座の最終課題の一つとして、エンパワメントセッションをやるというのがあった。 Facebookで「受けてもみても良い方。いらっしゃいませんか?」と友だち限定で呼びかけたところ、すぐにお返事をいただ…

ポジコンでのプレゼンを終えて

3月からポジティブ心理学コンサルタント養成講座を受講している。その最終課題として、10分のプレゼンがあり、6/9に行った。 やったことがない挑戦で、疲れ果てた。 本当は、「コーチングの導入セッションに心理教育として取り入れたらどうか?」と、今回作…

幸せを目指す

3月からポジティブ心理学コンサルタント養成講座を受講していて、最終課題のプレゼンに臨もうとしている。 書きながら感じたのは、主張と良治のBeingの不一致がこれまでで、だから行動まで至らなかった。やっと良治自身に、幸せを目指すことへの許可がおり、…

卓越したコーチとは?

卓越したコーチとは、クライアントが求める適切なタイミングで簡素な問いを発することができる人。 売れているコーチは、マーケティングがうまいコーチであり、それは必ずしも卓越したコーチではない。 卓越したコーチと言えども、常にその力を発揮出来ない…

「ギフト」に生きる

HYさんのご紹介でIさんの「『ギフトに生きる』生き方」を伺った。なんでもIさんの教え通り、コーチングをギフトで提供しだしたら、3か月後、クライアントさんが8倍に増えたとのこと。ちょうど「クライアントさんを増やす」ということで悩んでたので、よきタ…

スリー・グッド・ティングスと「それはなぜか?」を一週間記録して

ポジティブ心理学の演習で一週間毎日、その日の3つのよいことを書く。加えて、3つのうち一つ。なぜよいことが起きたか?理由を書く。を行った。 正直、終わってホッとしてる。この演習は居心地が悪かった。少なくとも10分くらいは「今日は何があったかなぁ…

ACR(Active Constructive Response)の衝撃

ここ10年ほど興味をもっていながら、どうしても頭に入ってこなくて、深く学ぶことを避けていたポジティブ心理学。 松村 亜里「世界に通用する子どもの育て方」WAVE出版 2019.3.https://honto.jp/netstore/pd-book_29481701.html を読んで、この10年学んで…

2020年3月14日(土)オンライン副業/兼業サミットに参加して

先日、はっしー主催のコーチングをやってる者同士でのオンライン副業/兼業サミットに参加した。 気づきとしては大きく3つ。 一つはエネルギーの大切さ。良い点でもあるし、悪い点でもあるのだけど、緊張構造におけるエネルギーの有無は決定的だと感じた。Ryo…