変化のプロセス

本郷 綜海さんのスピプロの受講生が課題として「アメブロにブログを書きなさい」となっていて、Facebookの表示上、たびたび上がるので、興味深く読ませてもらっている。

その中でいかにスピプロを受けるまで葛藤があったか?そして、それを打破しスピレプロに参加したか?書いて下さってるブログがあった。

「あぁこの感じ!」と懐かしい。

今でも鮮明に覚えているが、大学4年の時、1年生から参加している野尻キャンプにどうしても参加したかった。しかし、就職は決まらないし、そんな中約1週間近く遊び惚けていいのだろうか?ということがあった。あと、参加するためのお金が工面できなかった。で、父に訴えた。いかにそれがRyoji☆にとって大事で、どうしても参加したのか?
きっと拒否されると思っていたけど、真摯に聴いてくれて、「いいよ」と許可して貰えた。すごい不思議な体験だった。

もう一つ。就職の面接の時になぜか?父を巡る話になったのを覚えている。当時の自分なりに正直に答えたのだが、その時も今も不思議だった記憶が残っている。


スピプロ受講生が書かれる内容があまりにもパターンなので、まとめてみたいのと、じゃあそうした変容はどういう風に起きたのか?を学んで、こうした変容が起きる時に大事なことを学んでみたい。

(1)前史。いかに今まで何かが欠けていると感覚があり、かつ、何をやってもうまくいかなかったか。(Ryoji☆的にはここがぐだぐだ長く、いろんなエピソードがあると、とても共感。何しろRyoji☆も未だにそうな部分が大きいから)

(2)直感が働く。これだ!このスピプロに参加だ!

(3)苦悩。「そうは言っても…」壁(?!)が立ち上がる。

(4)選択の時。どうするか?

(5)行動。(大抵、一大決心をして、勇気をふるって、今までとは違う行動を起こす。)

(6)奇跡!

(7)綜海さんラブ!


大事なのは、真摯に探求する心があるってこと。
苦悩の時間が長いのは、それだけよくわからないけど、「ここじゃない」、「これじゃない」って自分の感覚を掴んでいること。

だからこそ、直感が働く。なんかわからんけど、これだと。

Ryoji☆的には、この当時この感覚は錆び付いて使い物にならなかった。全然直感が働かない(苦笑)コーチングを学び始めて、少しずつ教えてもらって、いろいろ学び参加し始めて、だんだん「これだ!」って感覚が蘇ってきた感じ。
 Ryoji☆的には鬱屈したこれまでの恨み辛みがあって、それが払われないと次に進めなかった。

でも、人間急には変われない。どうするか?

ここが多分従来と今までの違い。
今振り返ると、やっぱり絶望しきったか?じゃないかと思う。
変に未練が残っていると、ウジウジグダグダのまま。
このままじゃ私、変わらない。とにかく藁にも縋る想いで、「何かをしたい!」って腹をくくれるかどうか。



理論的には、条件が揃うから変われるんじゃなくて、そう決めたBeingがあるから変わる。Beingを決めるのは一瞬で出来る。今ここで変わることができる。問題は、それが揺らがず持続的であるには、胆力が必要。慣れてくれば、力はいらないのだけど。

逆にそうし願いごとを言われる立場になって考えるとよくわかる。モジモジぐだぐだしている人からお願いごとされたら、交渉の余地があるのかな?って思う。だってグラグラしてるんだもの。
しかし、「もうこうなんです。」「決めたんです。」となったら、よほどダメ理由がない限り、「いいんじゃない」ってなる。

ここはややこしいんだけど、頼みごとを相手にきいてもらうためには2つ条件がある。一つは腹をくくったBeing。もう一つは伝える技術。この2つが整わないと機能しない。

後者は技術だから教えられるけど、前者はその人が決めるしかない。前者への最大の援助は、見える可能性と、どんなエネルギー状態か?のフィードバックだろうなぁ。

Ryoji☆的には、コーチ仲間の勇気ある一歩に勇気づけられた。臆病者のRyoji☆は理屈的に納得してもなお、その違う一歩が怖かった。だから、先行して踏み出した人の変わりように、「私もあぁなりたい!」って心底思った。
だから、自力って感じより仲間同士のインスパイアが大事って感じる。(もちろん自力でやれる人も多いと思うけど)

理論的には、条件が揃うから変われるんじゃなくて、そう決めたBeingがあるから変わる。Beingを決めるのは一瞬で出来る。今ここで変わることができる。問題は、それが揺らがず持続的であるには、胆力が必要。慣れてくれば、力はいらないのだけど。

後は起こるべきことが起きるだけ。

でも当時のRyoji☆もそうだったけど、余りに必死過ぎて、奇跡が起きたとしか思えないんたよね。

でも、失敗や成功を繰り返す中で、このプロセスが自然体で出来るようになる。最初の一歩こそエネルギーがいる。

まとめると
▼クライアント側
自分の感覚とセンタリングし続けること。なんと言われようが、自分の感覚にYesへ全力。

これまでの蓄積した苦しみを味わい切ること。このままじゃこの苦しみはそのままだとシフトすること。

それまでの、「その願いはかなわない」という思い込みを脇に置き、願いに真っ直ぐな行動を起こす。

▼援助者側
クライアントさんが十分に味わえるスペースと、それを感じ取って大丈夫だよ!って安心安全を提供する。(緩める)

エネルギーがシフトしたのをみてから、「やる」「やらない」を問う。

出来れば練習してから送り出す。

となるかな。


そして、この後長いお付き合いになるのは自己受容。
この新しいbeingとどう関係を創るか?どうしても今までの自分が新しいbeingを攻撃しゃうんだよね(自己内葛藤)(そして、これはまた別の話)

最後にエールを。

http://www.kosonji.com/buddhismepisode/bep22.html
阿含経巻第27 726「善知識経」

ブッダが説かれるお経の中で、短いですけど、この教え。とても好きです。
要するに、善き仲間と共にいるってことは、聖なる道の全てなのだ、と。
綜海さんに出会い。このスピプロ仲間に出会って、共に旅をするってことは
今はまだかも知れないけれど、あなたが目指す道は達成されたも同然。
仲間を信じて、己の旅を楽しんで欲しい。

こうして間接的にFacebook上で、学びを与えてくださった皆さんに感謝。
よき旅を!
(また2つこのお経に関して、書きたいこと出てきたので、それはまた別の話で)