ドリームマップ(TM)の力:夢を現実化させるには?

人のモチベーションを刺激するのは、緊張系と希望系の2つに大別されるそうだ。脳神経学的に緊張系は爬虫類脳(小脳)、希望系は大脳新皮質に依拠。前者はより本能的で緊急、短期。後者はより思考的で長期、夢。


Ryoji☆は大抵爬虫類脳発想で動くことが多くて、将来の困難さを回避する為に今何をしたらいいか?考えがち。あまり希望系にはエネルギーが湧かない。夢的なフワフワした感じについて行けない。現実化するのか?Ryoji☆は徹底的な現世利益派なのだ。

だから、コーチングで希望系のアプローチはかなり衝撃だった。


ドリームマップの話もうますぎると半信半疑だった。理想状態のコラージュ(雑誌の切り抜き)を4つのエリアで作成。後は目に付くとこに貼って眺めるだけ。え〜簡単過ぎ!


しかし…。


色々やったけどなかなかうまくいかなかった恋愛が成就し、結婚でき、ちょうどドリームマップ(エムズの秋田稲美さんから教わった)で描いたような生活を、描いた3年後、達成した。
ビックリ紱(・_・)エッ....?


夢を描く力ってすごい。

色々な自己啓発の本や話を聞いたけど、要するにフィーチャ・パーフェクト(完全未来)を如何に上手に臨場感を持たせ、そのマトリックス(状態)に浸る時間を自動的に起こすか?による。最も単純な方法は願望を紙に書いて、折に触れて見ること。すると、後は潜在意識が勝手に引き寄せてくれる。臨場感を上げるには、言葉よりも、絵や写真の方が効果的。何故なら、その方が情報が瞬時に伝わるから。
だから、ドリームマップは簡単で、とても理に叶った洗練されたやり方な訳だ。

後一つ注意なのは、否定形を使った願望にしない。選択する言葉、意味に注意すること。
脳は否定形がわからない。否定形を用いても脳は肯定形で潜在意識に作用する。例えば「太りたくない」だと、脳は否定形を理解出来ないので、潜在意識に残るのは「太る」ってこと。すると願望とは逆に「太るためには…」と、周囲の事象に焦点を自然と合わせてしまう。(アファメーションのコツ)


秋田さんがおっしゃっていたのは、目標のゴールは3年後2ぐらいがちょうどいいそうだ。色々設定期間を変えて試されたそうだが、1年先だと今ある現状の慣性力が大きく、10年後だと遠すぎて現実味に欠ける。個人差はあるかも知れないが3年後くらいがリアルなんだそうな。(年齢や、やろうとしてることによっても違うかも)


Dんなが「努力しない」と言うのを聞いて、目標達成に必死なRyoji☆はよく頭に血が上っていた。しかし、トランサーフィン的には努力は過剰ポテンシャルを掻き立てるだけで疲れるだけ。
力を入れず、淡々とやる。自然体でやる。フィーチャ・パーフェクトを感じてやる。
だから、Dんなの言うように努力はしないのだ。ただし(いつもDんなは空白を残して全部言わない。敢えてレトリカルな謎めいた言い方で余白を残す。そこが説明したがりで、お節介なRyoji☆との違い。)、目標達成ための努力は一切しないけど、目標設定の努力はしている(はず)。より自分が自然体で居られ、自分の生きて来た使命をフルに発揮出来る環境へと目標を変化させてる。


実は、夢の現実化のための難しい点は、程よい目標設定をすることだ。それだけは設定する当人が感じ取るしかない。
コーチングをやってると痛感するのは、行動してみるまで難易度や達成具合などまるでわからない。誰も核としたことはいえない。一つハッキリしてるのは、大きな目標ほどより大きくの達成が必要な中間目標があり、時間や他者の巻き込みが必要になる。現実化するものに偶然はない。そこに至る必然がある。RPGゲーム風に言えば、クリヤーのために揃えなきゃいけないフラグが幾つかあるってこと。フラグを通過することなしに新世界は開けない。

Ryoji☆の場合、現実に行動してダメだと夢自体もダメと感じる傾向がある。ドリームマップやアファメーションが効果的なのは、途中経路は一切省いて、最終目的地を明確にしてること。
Ryoji☆のように下手くそな行動しか起こさす、失敗ばかりする者にとって、間近な失敗ばかりがクローズアップされるので、そもそも何のため行動したのかすら、見えなくなって、Ryoji☆の行動可能性を閉じてしまう。
最終目的地さえハッキリしていれば、何のために行動したのか?明確になる。だから、学びを起こしやすくなるし、行動の失敗も「これじゃダメってわかった」と肯定を与えられる。大事の前の小事なのだ。