「悪いけど、Ryoji☆のサボタージュの声を聞く気ないから」

「それはRyoji☆のサボタージュの声だね!」と言われるたびに、違和感を感じる。

論理的に考えると、たぶんRyoji☆は常にサボタージュの声と共にいる。だから、わからない。そう考えて貰えると、この違和感を理解して貰えるだろうか?

この言われ方をすると、苦悩好きなRyoji☆を否定されて、ひたすら正解を出すまで走り続けるマシーンになんなくちゃいけない気がする。一体この目の前にいるこの人が好きなRyoji☆が提供出来る答えは何だろう?そこにRyoji☆内を探求する自由はない。

Ryoji☆は苦悩好きなのだ。闇が好き。光や幸せは気持ちが悪い。Ryoji☆がRyoji☆を批判し続けるのが好き。

こんな灰色のRyoji☆は、やはりダメなんだろうか?

きっとダメなんだよね。価値がないんだよね。こういう意見をRyoji☆に伝えてくれるってことは。
少しでもダメな所。Ryoji☆は常に完璧じゃなくちゃいけないのに、あれもこれも出来てない。

ことやる気。端から見てると、Ryoji☆は十分悩んだよ。いつまで悩んでるんだよ。もし本気で望むなら、今。たった今。出来ることを何かやってよ。ほらまた考える。聞きたいのは、やるのか?やらないか?だけなんだよ。…。

たとえRyoji☆を思うよき意図でそういう発言になるのだとしても、反発してしまう。Ryoji☆が決めたい。あなたに決めてほしくない。一体あなたにRyoji☆の何がわかるというんだろう?

かつてKみ子さんはおっしゃってくれた。「Ryoji☆がもつ『慎重さ』というのも大事な才能なんだよ」と。サボタージュまみれのよい所は何だろうか?
好きなだけ悩み続けることが出来る。全然物事が決まらず動かない。クールダウンする。エネルギーが下がる。虚無感を味わえる。ダメダメな自分を味わえる。すっきりしない。灰色。どんより。重い。悪くことがドンドン起きそう。人と離れていられる。人と一緒にいたくない。孤独になれる。世界の中で最高の悲劇のヒロイン/ヒーローになれる。相手から嫌われる。不幸感を味わえる。甘いものが食べたくなる。肩が凝る。歯ぎしりが激しくなる。眠りが浅く、ちょっとしたことですぐに目が覚める。…

うーん。Ryoji☆の日常って想像すると、全部当てはまるなぁ〜。うん。やっぱりサボタージュとRyoji☆は一体化してる。こんなにもたくさんのRyoji☆にとってお気に入りの日常を感じるのだもの。

Ryoji☆にだってサボタージュと共にいない時あるでしょう?

はい。あります。それは、意識が飛んでいます。自我を保っていません。
勝手に口や体が動きます。
だから、記憶できません。コントロールできません。呼び出せません。
だから、わかりません。
その立場を選んで立つなんてできません。全自動なので。


ということで、サボタージュってなんだかサッパリわかんないんですよ。

一生懸命クライアントさんのサボタージュをコーチして、疲れ果てることが多い。
Ryoji☆としては、「それはそれでいい」となっていないと、自我が崩壊するので
「それはそれでいい」ってことにする。だいたい傲慢なんだよ。コーチが
サボタージュを決めつけるなんて。

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