リレーションシップ・コーチングを学んでからCo-Active Coachingの弱点と素晴らしさがやっとわかって来た。そして、Kつやに「Ryoji☆のスキルならぬ、Ryoji☆の指針」と言われる何かがあって、Co-Active CoachingとRyoji☆はめちゃくちゃ親和性が高い。一言でいうと、暑苦しい!
ただしRyoji☆の価値観はリレーションシップ・コーチングを志向していて、引き裂れている。実際のクライアントさんとのセッションで迷ってばかり。ただリレーションシップ・コーチングをやることに非常に抵抗がある。研究会で練習しただけでフラストレーションが溜まる。天然にミラーすると、どうしてもRyoji☆の中にある思い込みや決めつけをクライアントさんに叩きつけたくなってしまう。クライアントさんのプロセスを乗っ取って、聞く耳なしでRyoji☆ワルードを展開する。コーチ仲間やクライアントさんはとても優しいので、そういうことをやるのを選ぶRyoji☆を許してくれるけど、Ryoji☆はRyoji☆を赦せない。クライアントさんが関係において花開くスペースを創る。それこそがコーチとしての本分だろうに、枝を切ったり、肥料やったり、水やったり、余計なお世話したくて堪らなく、そしてやがてそういうことに疲れ、パッと止めてしまう。
リレーションシップ・コーチングをやっているDんなからは、すずやかさを感じる。時に関わりだけを見ていると、Co-Active Coachingに比べるとアッサリしていて、真意がわからない。クライアントさんのためとか、そういった執着を手放し、あるがままを三昧の境地で楽しんでる。そしてそれがあまりにタオに即しているので気が付きにくいのだが、よくよく考えると、すべてがあるがままへの敬意を選んだ優しさが透ける。
- 作者: 清水隆一
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2008/03/15
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