理屈だけでなくハートに届くために

シャンタジさんが「インド占星術はよく当たる。で、悪い卦が出ると、皆、嫌なことを避けようとする。それはインド占星術を受けるにあたっての心構えじゃない。起こることは避けられない。ただ、来ると分かっていればそれを受け止める心構えを整えることが出来る。するとそこで試される心の平安こそ何より得がたいもの。」といった趣旨を言われた。(記憶違いがあり、捏造してるかも。)

インドのヴァカバット・ギーター。目指す所を説明してくれる理論は今の所、抽象度が高くて、チンプンカンプン。だが、それを目指し、実際にやる心構えは、実に参考になる。聞いていると、コーチングで言われる望ましい態度と、説明する単語は違うけど同じことを言っていると感じた。

「失敗」はない。あるのは、うまくいったか、学びかだ。

何度となくコーチに、「ふーん。そっか。そうなんだ。で、Ryoji☆はどうしたいんだろうね?」と言われ、そこに至る想いに気持ちを馳せると、やっぱり諦められない。だって、そう感じちゃうんだもの?で、どうしたいか?どうグルグルしても、最後はやるってことを選ぶ。嫌な想いしてもね。辛くてもね。
そういう体験を何度もすると、やってくる出来事の大きな流れを変えようとするのは徒労と気付く。しかし、シャンタジさんもおっしゃっていたように、運命論ではない。それとダンスしつつ、在りようを貫く。流れに逆らい、身を削らないだけ。竿は指す。そのためには、まず受け止める。よきこと。わろきこと。目を逸らさず、これは今、何を告げようとしてるのか?しばし付き合う。しかし巻き込まれない。そのために、ドーンと大きな在りようであること。
これは決め。一瞬でなる。
その態度があってこそ、事象を体に落とし込むことが出来る。

今、どこか突き抜けた、明るさの中にいるとしたら、もう決めたからだ。

そして、不器用であっても、や「それ変!」と言われようと、借り物の言葉じゃなくRyoji☆の体験に根ざした言葉を語ろう。わたしはここにいる。

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

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