無力感>無能力感>罪悪感

最後の執着がRyojiの無力感だと分かって手放すと、あぁ無理してたなって感じる。「カモメになったペンギン」を読んで、知的ではないけどみんなの気持ちを落ち着つかせる(信用と好感度は抜群。主婦受けタイプの)バディってキャラクターにいたく引き寄せられた。描写される行動がどれも響く。Ryojiは教授タイプだとばかり思っていた。それはきっとMBTI分析で思考タイプのSぶちんと張りあう過程で生まれた、努力して獲得した部分なんだろう。感情タイプのRyojiはあんまり思考を突き詰めない。むしろ場の気持ちを大事にする。これまで、馬鹿にされたり、理解出来ないとなると、なんとかしようと必死だった。だから、そこを刺激されると弱かった。劣等感が抜けず、モンモンとしていた。少しでもやろうとしていると、背伸びばかりしていた。Ryojiは抜けているし、知的な議論には付いていけない時もある。理解力も何でもござれじゃない。知的なことには無力な時もある。
一旦「そうだ!」って受け入れたら、途端に楽になった。そこで勝負してもどうしょうもない。でも、チームとして動くとき、このRyojiらしさは役立つ。それは余人を持って出来ないこと。RyojiはRyojiの出来ることをやり、他者と協同して大きなことをチームの一員として成し遂げる。うん。とてもスッキリ力を出せるポイントを発見した。

カモメになったペンギン

カモメになったペンギン