コーチングとは悉皆仏性なり

恵光寺のしょうぜん和尚さんと高田馬場のベンズ・カフェでお話した。CafeDeコーチングの活動に興味をもっていて下さったとのこと。

静かな佇まいの中に、吸い込まれるような奥深さを感じて、不思議な吸引力を感じた。

一方的にしょうぜん和尚さんを敬愛させて頂いている。JんJんがITBのアシスタントをしていた時、JんJんに誘われて飲み会だけ顔を出した時、エレベーターでお帰りになる時すれ違った。その時の別れのセリフにドキッとした。JんJんにあれが噂のしょうぜん和尚さんと言われて納得。翌日しょうぜん和尚さんのブログを拝見させていただいたら、「コーチングとは、悉皆仏性への道なり」(正確な引用じゃありません。)と喝破されていて、Ryoji☆は我が意を得たりと破顔一笑した。Dんな♪や、Tうりょう、FゆFゆの影響で、仏教の考え方を学び、コーチングと原始仏教の考え方の親近感を覚えていた。そう明快に説かれると、Ryoji☆には自覚されてなかったことがスパッと見えて、合点!って感じ。
今のRyoji☆の理解だと、ブッダはこの世界に対するある論理を提示し、それが理屈で納得出来たら、自然と「どう生きるか?」の答えも納得するはず。それだからこそ、言語による論理を語りながら、倫理を語るという途方もない企てを始めた。それまでは神話、物語しか、その問いに答えるすべがなかった。

その仏教の考え方からも、ブッダが法を説いた当時カースト制度による身分差が常識だった中、どんな人でも内なる花を開かせる可能を秘めた存在なんだって明快に揺るぎなく説いてくれたことは、なんとパワフルだったことだろう。

その水準で考えると、ブッダの時代と今に大きな差はない。仮定としておく、Co-Active Coachingのバックボーンをそれが真理だとしたらの思考展開したものとして勇気づけられる。

欲望としての他者救済 (NHKブックス)

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