怒りと慈しみ

今ある人に頭に来ている。

何やってんの?決めたやろ。もうそこでグルグルしてる場合やないで。もうそうやって独りでいるの止めや。「私を見て!私をケアして!」って声上げや!ほんまぎょうさんの人があんたのためやったら駆けつけんやで!こん罰当たりが何独りで閉じ篭もってんねん!

しかし、これではあかん。これでは怒り。まぁ割りと上質な方だけど(笑)今変わろうとしている先のRyojiは違う。これはまだ刺激に対して反応しただけ。相手に対する敬意と思いやりが足りない。

頭で分かっていてもそこへ落ちる性。その染みついた闇の痛み。図式を理解しても闇に落ちる自らに対する自己嫌悪。

今Ryojiが怒るのは、そこにRyojiと同じ闇を見ているから。そしてその闇をRyojiは嫌悪しているから。

で、でもRyojiはそうあると腹をくくったので、あえてありえないRyojiだったらどうするか?スペースの声を聞こう。相手を信じて、みくびらず、光溢れるフルパワーの姿に語り掛けよう。

マイ・コーチに「その人のこと、好き?」と聞かれて「大好き」と即答できなかった。あまりに怒っていたから。Ryojiはいつもそこで吹っ飛んでしまう。それは余裕のなさ。呼吸の浅さ。急いでしまう。

しばしどんな言葉だったら届くかなぁってあれこれ考えたけど、この手の心理系に熟達している人だから、どれもこれもかわされる。

要はこちらもBeingで当たるしかない。

あんなぁ、オレの目を見て「私は私を生きる」って静かに言ってくれへん。
んで、「両手で誰を掴むか?応えてほしいんよ」っていうのが浮かんだ。

もうそこにあなたはいて、輝いていて、闇に取り込まれても素敵で、そして諦めず人と関わろうとしている。もうそれで十分。力抜いて、受け止めてや。そして、感じてや。独りやないんやで。独りや。ここにオレもおんねんから。