瞬間から創りだすダンス

色々コーチングをしていて「駄目だぁ」とできていないことに気づく。そのできない事柄の中でもJijiにとって色々難易度がある。で、「これはいつもできていないと!」と願うのは、「ダンス・イン・ザ・モーメント」。瞬間瞬間から創りだす。

だって、クライアントさんの世界がそこに広がっているだもの。こっちも嬉しくなって「こんな感じ?」って色々聞きたくなるし、その感覚がわかると始めて、今クライアントさんがどんな世界にいるか?体感する。そうだったんだ。Jijiの直感は外れ放しだけど、呼び水にはなってるみたい。くっきりと立ち上がってくる世界はフレッシュな感覚に満ちている。

4/24のクライアントさんとなんだかやっとこの状態に入れた気がする。プロ・コーチとしてこれまでのセッションでクライアントさんのホントの渇望を聴き取ってあげていない感覚があって、Jiji自身を許せなかった。だから今回緊張していた。前回はクライアントさんはダンスに誘ってくれているのに、Jijiはどうステップを踏んでいいのか戸惑って、立ち尽くしたまま時間だけが過ぎていった…。ダンスフロアの壁に立ち、思い悩むばかりで何も行動をしないJiji…。

今回抜け出すことができた鍵は2つ。呼吸と交流。
姿勢が前のめりで、息が浅く、意識はクライアントさんが話す問題を代わって解決するにはどうしたらいいか?ばかり。Jiji一人でクライアントさんと向き合っている。セッション中なんども、深呼吸をして、背伸びをした。
そして、Jiji一人じゃないエネルギーを体に感じた。今この瞬間にも、祝福は立ち現れている。目には見えないけど、Jijiにこれまで関わってくれた人たちの慈しみがJijiの中のコアにエネルギーをくれる。その途端、クライアントさんが感じているエネルギーがこちらへ流れて、「あぁ!」って感覚が蘇る。大丈夫。心配いらない。もっとその大きさをこの世界へ見せてよ。そして、Jijiの力だけじゃなく、クライアントさんの力だけじゃなく、場に交流が起き、お互いがそのインパクトに包まれる。

ダンス後、納得した顔つきで笑顔のクライアントさんは素敵だった。「そう、それ!」と共にいたいんだよね。しっかりエネルギーを分け与えてもらいました。感謝。