ヤンキー先生母校に帰る」で今年ベストセラーになった義家さんの本「生きる」をパラパラ立ち読みしていたら、暴走して怪我して入院した時に、ある先生に「あなたは私の夢だから」と言われ感激し、教員になろうと決意した話が目にとまった。

「おかあさまのコーチング」を立ち読みした。そこで、ふと目にとまったページ。やっと成れた教員。初めてのモデル授業を午後に控え、騒ぐ生徒。去年から問題児とされていた生徒に「大好きだからね」って抱きしめて、ポロポロ泣いた。すると、これまでずっと騒いでいたクラスから、「私も静かに授業受けたいって思っていた!」って言い出す子が現れて、クラスみんなでどうしたらいいだろうって話し合いが始まり、席替えを決めた。午後のモデル授業は、これまでで初めて全員が席に着き、静かな授業となった。

なんだろう。

コーチングをやっていると「絆」と出会うような気がする。

コーチはクライアントをかけがいのないスターとみる。どうやったらこの人がその人らしさを発揮して輝けるか?に注目する。

そういう姿勢でいると、何があってもあなたのことが大好きで、あなたと私の「絆」は切れはしない!って強い想いがこみ上げてくる。


ワークショップの最中。その後の懇親会と急にみんなが注目をしてくる瞬間に出くわして、目が白黒した。
「どうしてこんなにみんながJijiによくしてくれるかわからない。まるで知らない他人なのに。」
「それはこっちこそ。なんでJijiはこんな風にかかわってくれるの?」
「わかんないよ。わかんなけいど、心と体が勝手に動くんだよ。ほっとけないじゃん。言葉かけたいし、大丈夫って言ってあげたいし…」
「同じだよ!」


他の誰がどう言おうが、コーチである私はあなたのすばらしさを信じている。そして私はあなたにはそれだけの力が眠っていることも知っている。ねぇ、ほんとにしたいことは何?何を得たいの?それを聞かせて。


まだ理屈としては落ちてこない感じ。でも、惹かれる理由としてはハッキリした。

最強のセルフプロデュース術
シェリル・リチャードソン著 / 大山 晶子訳
きこ書房 (2001.9)
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