「きれい」
「えっ。きれいじゃないでしょ。美しいでしょ。」
「すいません。」
「えっ。すいませんじゃないでしょ。ありがとうでしょ。」
「できない。」
「えっ。できないじゃないでしょ。今の自分はやれていないでしょ。」
ちょっとした違いと思うかも知れない。でも個人個人が描くマインドマップと用いている言葉は密接な関係がある。言葉とメタファー。同じ現象を指しているはずでも全く違った風景をそこへ表してしまう。「言霊」とでも言うとシックリくるだろうか？変に謙遜するのが美徳みたいな日本の社会でも、そのちょっとした言い方で自分で自分の枠を決めてしまっている人が多い気がする。
＜事実＞私は「できない」って言葉を連発していた。
＜発見＞「やるか」「やらないか」しかないと気がついたはずなのに、出てくる言葉は気がつく前と同じだった。
＜教訓＞言葉の持つ力に自分自身の枠を引きずられてしまった。
＜宣言＞私はむやみに「否定語」を発しない人です。
