「なんでコーチングをやってるんですか?」と初対面の人に聞かれて、Ryoji☆自身「なんでだろう?」って不思議に感じる。ある種、無我夢中でやって来たから、ただどうしょうもなく、求めていたとしか言いようがない。強いて言うなら、「生きる力を取り戻すのがコーチングだから」かな。体験した感覚として、セラピー系は穏やかな印象がある。(まだ未経験のゲシュタルト・セラピーは激しいらしい。)っていうか、激しいのは嫌いなので、Ryoji☆は自然とそっちばかりってことだろうけど。
まず学習のループがあるのがよい。独り心理的に納得するだけでなく、実際に行動して学ぶ。思えばRyoji☆は長男で先行事例が身近にないので、いつも覚悟を決めてシーンに飛び込んで来た。だから、「取り敢えずやってみましょう」に対して、「そうだよな」って感じる。
Ryoji☆の弟に「Ryoji☆はキレるからなぁ[付き合うの大変]」と指摘されて、最近FゆFゆに「Ryoji☆おとなしいけど、どうしたの?」と言われることを重ね合わせると、年を取って丸くなったとも言えるし、ちゃんと今を生きてるって確信があるから、騒がなくなったとも言える。
過去や未来を感じて今を生きるのではなく、今の瞬間を大事に生きる。その瞬間は、アレコレややこしい理屈でなく、シンプルな想いが貫いてる。だから、とても楽だ。
そして、内側のゲートからの感覚に尋ねる。「これをやろうって思うけど、OKですか?」これはなかなか繊細な感覚で、よくわからない。ただ違う時は「違う!」と声を上げてくれるので、身体が通っているか?は大事だ。
多分「生きる力」とは、どんなに理屈で考えても、有り得ない!ってことでも、内側から駆け上げてくる身体エネルギーに身を委ね、安らぐってことかも知れない。
逆に言えば、自分自身の身体との付き合い方を知り、一番楽な在りようを選ぶってことかも知れない。理屈はいくらでも後からついて来るんだ。
求めればいずれはたどり着く。簡単なようで、それを忘れず、試行錯誤する手間を踏むのは案外難しい。コーチングとはそれを深く知るためのサポートかも知れない。
- 作者: 斎藤岳
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