部分最適・思いやり・2つ上

思いやりって後行程に対する想像力なのかな。部分最適でなく、全体最適へ。年始の社長さんの話を聞きながら思った。全体最適するためには、視点を上げる必要がある。現場レベルでは権限がなく、やれることも対処療法にしかならない。現場を統括するマネージャーレベルでも、まだ部分最適にしかならない。その上。つまり今いるポジションより2つ上だったらどう発想するか?が全体最適のキーになる。この視点を持てれば、次にくる指示が予測出来る。社会の変化に合わせて、私たち自身が常に最適化するよう変化し続けなければ生き残れない。

コーチングを学んで良かったなって思う一つに、視点の考え方がある。そうある一つの信念体系は、一つの正しさで完結して妥協がない。だからより意図に沿っている視点は何か?探る価値がある。最初に思い付いた視点が最適とは限らない。

ただこの考え方は嫌いだった。確かにそうなんだけど、現状を肯定して主観さえ変えればいいって言っているみたいで、客観は変えられないと感じた。

ところがクライアントさんの話を聞いているうちに、主観が変わって客観も変わる。むしろいかに行動に結び付く視点を発想するかで、変化の度合いが違うかに気がついた。Ryojiはいつも同じ所をぐるぐるしている。Nべさん曰わく「出たり入ったりを繰り返してる」上昇する螺旋と見えない程に。それだけ思い込みだらけなんだろう。ここで嘆くのもいいんだけど、それだけじゃ意図は叶わないっていうのも真理。ここから次。そこが今の迷いどころかな。

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

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