「俺には、青い空と綺麗な空気が必要なんだ!」

10/10(日)〜10/11(月祝)と桧原村の神戸岩ロッヂで、キャンプをした。


薪から火を起こして、時間をかけてご飯を作る。(カセットコンロも使用)

ままならない火力。均一に出来上がらない食べ物。

テレビで料理の時短テクニックをショーとして楽しんでる身としては、まるで逆の世界。他にすることないし、しゃべるか食べるかしかない。(小学生たちははしゃぎ回ってた)

調理に時間がかかるから、食べ気はMax状態。出来たら直ぐにパクつく。
できたてだから、当然うまい。
味や火加減にばらつきがあるので、同じようで同じはない。

翌日。前日までの雨がちさが嘘のような快晴。
洗い流された空気が気持ちよい。少し上流へさかのぼって浴びるミニ滝の雰囲気もマイナス・イオンで気持ちよい。


帰り道。車で帰りながら、FゆFゆが「街に降りて来てしまった。」と何度となく呟き、助手席のEりおちゃんによい子よい子と、頭を撫でて貰っていた。

山の中、青空と山の緑の稜線はとても綺麗で、それを向かい入れながら過ごす気分は爽快だった。

山から里に車で駆け抜けると、その変化が迅速で、FゆFゆのその心情が伝わって来た。


ある程度街に入った後、多摩川の川縁の青空は綺麗だった。街の中では珍しい開かれた空間。なるほど。これがFゆFゆは好きなんだ。

Ryoji☆の府中の家に帰り着くと、ビルが乱立し、都会度満点。つい2時間くらい前まで、別空間にいたので、違和感がわかる。ここには青空も鮮やかな緑もない。人にとって日々を過ごすのに必要な快適さだけが許された空間。人が密集し、視界は悪い。空は遠い。音も多い。


引っ越し検討中のFゆFゆが「ここには住めない」と呟く心境がわかる気がした。