エンジンを掛ける

藤本ゆかりさんのプロコーチ独立支援プログラムの説明会に参加した。

聞いていて納得することばかり。ノウハウ=知識は巷に溢れている。しかし何故躓いてしまうのか?それはオーダーメイドのビジネス・パートナーがいないから。一人一人強み弱みが違う。事業が軌道に乗るためには、バランスが大切。事業を行う上では、クリヤーしないといけないバーがある分野ある。得意である必要はないが、そこを補う知恵がいる。そして、理屈で説得出来ない経営上の勘が大切。それは基本をやりきる中から培われる。

どれもこれも「苦手」の一言で、Ryoji☆が中途半端にしていることばかり。その癖「こうなれ!」と地に足が着かず高望みばかりしている。

嘉手刈さんが言った言葉も刺さった。「今まで成功した人とうまくいかなかった人を見ていると、お金も時間も費やしたし私に何かを与えてくれ!という姿勢の人が成功することは少ない。ここで私はこれを得る。そのためにこの機会をどう活かせるか?という姿勢の人が成功することが多い。」「じゃ、申し込む人は残って下さい」と、残った人が食らいついて質問する姿勢から、「あ!」と言われた中身に納得がいった。あぁ。Ryoji☆は人生をその姿勢で生きて来てない。Ryoji☆の発想は、常にどうしたら死なないか?最低限生き残ることに焦点を当てている。だから行動の動機は恐れベース。将来の不安を予測して、痛みがより少ない方向へ仕方無く動く。常に将来への不安と、嫌嫌、ほんとは変わりたくなんかないけど、でも死ぬのは怖いという生への執着がある。どうしたらRyoji☆が生き生きしてより力を発揮出来るか?なんて発想がなかった。だから初めてFulfillmentを学んだ時、腰が砕けてしばらく立ち上がれなかった。身体を衝撃が通り抜けた。自分自身に許可を与え人生を謳歌する発想。生への賛歌。

だから、ハッキリと「今じゃない」と分かった。このままやっても砕けてしまう。心と身体がバラバラになってしまう。これは生きる視点を選ぶってことだ。今のRyoji☆はやる度、エンジンをかけるのに相当アンペア上げて大容量でエネルギーを注ぎ込まないと駄目。そんなことを毎回やっていたら、疲れ果ててしまう。