言い出しっぺを一人にしない

会社に入って「嫌だな」って感じたことの一つに、「言い出しっぺが損をする」ってことがある。まぁ新入社員で企業内政治も分かっていなかったし、仕事も分かっていなかった。だからそんな無謀なことを踏み出せた。そして痛い目をみた。仕事に対するRyoji☆の素直な想いただそれだけだった。

だからこそ「言い出しっぺを一人にしない」を大切にしたいと今願う。そこがYes,And出来る組織は弾みがつく。活気がある。みんながちょっとずつの知恵を持ち寄って、「私たちなんかすごいことやっちゃってるよね」ってムードになると、そこに一人以上の何かがこだましている。

言い出しっぺは勇気がいる。「気が付いたならあんたやんなよ」じゃ、捨て置かれる。チームで何かやるってお互い声出して、より良く助け合うってことだ。完璧なんて有り得ない。完璧であろうとする謙虚さは保つことが出来る。

コーチ仲間との会議で感じるのは、一見個人の願いを聞くことはチームと関係ない感じがして、まどろっこしい。時間もかかる。でも、やっぱりそこからしかスタート出来ない。事が動き出した時、一人がプロジェクト全体の責任をとって、決断して動くことが必要な時がある。一々お伺いをたてていられないのだ。その時、個人の願いが分かっていれば、何が決められて、何を決められないのか、直ぐにわかる。この決断を今私がすることで、感謝されるだろうことも予想がつく。チームってそんな関係の気がする。

それと言い出しっぺには、「それ、いいな」って周りの人に想わせる何かが欠かせない。純粋な肯定的意図。

よくしたい!

苔の一念。それを救いとれるかどうか。そこからの想いは、周りからするといくらでも合わせようがある。訳は色々あったとして、貫きたい大切なことは何か?そこと繋がることが欠かせない。