力・この世のことわり・受け入れて流す

FゆFゆが企画してくれた身体力学WSに参加した。FゆFゆ、いつも素敵な企画ありがとう!前回に比べて、コツを掴んで、愉快愉快。やっとIいだ先生が何をしているのか、観察することができた。へへん(得意げ)。そして、相変わらず頭で描く力と、実際の体の感覚が不一致で、飛び上がるほど気持ちが悪い。こんな体の感覚を味わったことがない。合気道の達人が60才過ぎて、20〜40代のお弟子さんをバタバタ投げ飛ばす写真を見てヤラセだとばかり思っていた。ところがこの稽古を通じて、真実なんだってわかった。
今回印象深かったのは3つ。一つは、自分の体が人からのサポートを妨害しているのが、体感でわかったこと。これはビックリな感じ。他者のサポートの力以上に、自分の体が意識していない反作用を肩とか太ももで強烈に出しているので、ブレーキがかかる。触られて意識して、力を抜くと、あら不思議。より力が出る。しかも楽。力を出さない方が力が出る。うー気持ち悪い!
2つ目は、通常・気・重心ずらしの3つの力のかけ方があり、感知されると抵抗を生むこと。女性は感知力が高くて、気の流れにも対応出来る。重心ずらしは、己の重心を相手の重心に重ね合わせてずらす。流れが自然なので、抵抗出来ない。頭で描く力を変えるだけ。これもまた全く力みは不要。
3つ目は、重心をずらすやり方はコーチングで言う大きな主題。体感覚としてパワフルってこと。理屈はよく判らんけど、確かなのは、このやり方の方が物理的な力がより効果的に伝わる。接触面ではなく、枠を超えた中に力のベクトルを描く。だから視線は常に相手の先になる。相手の重心を読み、そこへ己の重心のベクトルを乗せ、少しだけずらす。そこに物理的な力はない。方向をちょっといじる。コーチングにおいて、大きな主題にフォーカスする時、セッションの力強さが増すのは、まさに今、話をしている小さな主題を超えた人生の大きな流れにクライアントさんが乗った時、確かに腑に落ちた不可逆領域を知って、ブレなくなるからなんだ。

まさに今クリヤーにわかり始めたこの世の謎が、綺麗な論理で説明し尽くせそう。あと少し材料が手に入ったら、Ryoji☆内非言語理解でなく、他者へ言語で理解可能な何かを伝えられそう。ここにこの世の謎がある。

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