すべての声を場に出す=Jijiの目指すこと

「これだ!」という感触を持った。そしてJijiが手伝えることがある。
日本で100人規模のワールド・ワークを2008年にやる。
をここに宣言します。

「紛争の心理学」で紹介されている、ワールドワーク。一読して「凄い!」とは思ったけど、勘弁して欲しかった。痛み・妬み・恐怖・不安・無視・理解してもらえない・・・。一番見たくないものを目の当たりにさせられ、傍観者でいらせない感情の渦。そして後味の悪い幕切れ。スパッとこれをしたから、どうにかなるものじゃない。ただそこで起こったことが自分自身に刃のような何かを突きつける。

だからJijiは気が進まなかったんだ。でもJijiが多くの人に何かを伝えたいなら、やはりその集団が持つ感情の渦と誰よりJiji自身が向き合わないといけない。いやそれが人並以上に感情を感知してしまうJijiが、ちゃんとJijiはそういう奴なんやと受け入れることなんだろう。JijiがそんなJijiを許すってこと。世界の痛みを緩和する以上にJijiがJijiの痛みを緩和させる。ブッダのように知恵が欲しいんじゃない。真理を知り、悟りたいわけじゃない。Co-Activeしたい。すべての声を場に出し、ただ聞きたい。よきこと。わろきこと。それがすべてあるがままにそこに。すると、あとは自然と場は動き出すのだ。それが人に勇気や希望や、幻滅や失望を呼ぶ。その混沌こそこの世の光じゃないだろうか?

紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)

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