「コーチングって目標を立ててそれに向かって行くってことですよね」とカウンセラーを目指すHしやさんから言われて、そうだったんだと思った。(そこから連想するのは、目標を立てるって大変で、立てられた時点でほぼ終わってるてぐらい。言うはやすし。行うは難し。)同時に「カウンセリング・マインドを伝えたい」ともおっしゃっていた。内容をもう少し伺わないと分からないけど、もし誰もが成長の可能性を持っているというのであればコーチングとも重なる。て言うか元々コーチングが心理学をつまみ食いをして成立してるので当然なんだけど。
じゃあ何でカウンセラーじゃなくて、コーチとして人に関わろうとすることをJijiは選ぶのか?
それは現世第一だから。
(うー日本人の伝統かも。現世での御利益をまず考える。)Aりいさんが「コーチングは現実化させるんですよ」と熱意を込めていたのと一緒。いくら気持ちがよくなっても、主体を発揮して世界を創造しなきゃ意味がないと思うから。Jiji自身それに則ってるかははなはだ心もとないけど、価値観としては明確。だから、Hしやさんが熱弁していた「ありのままのあなたでOK」は共感するんだけど、「で?」。その先がないとただの絵空事のような気がした。いつまでたっても現実化しない。なぜならBeingが真の意味で安定するのは、外界からの刺激に対して、揺れてもそうだ!と立ち戻ってこれるか?にかかっているのだから。その格闘にこそ、生きるっていう実感があるし、そこを乗り越えないと、精神的な成長もない。
あぁ。つくづく解脱レベルが低くて、Dんなのように、こうした偽善は偽善と公言し、明快に生きることができない。ほんと執着しまくりなんだよね〜。
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