人生をどう生きるか?といったタイプの問いに「分からない」はないんじゃないか?って気がしてきた。知っているんだけど、どう表現したらいいのか分からない、のではないだろうか?そう明晰夢を見ているとも言えるかも。なんとなくボンヤリ言い表しがたい何かがある。それは周りの人から見たらとてもあからさまかも知れない。知らないのは本人だけかも知れない。難しいのはそれはあってないってこと。生じ滅する性質がある。それが言葉にして切り取った瞬間、芳醇さは失われ、論理に切り取られた記号になる。発する文脈や感情を失うと、たやすく自らを傷つける別ものになる。
繰り返し内省し、問いを受け止め直すことで、回路が繋がる。
だからわからないは歓迎すべき兆し。今はわからない。でもでてくる準備が出来たらそれは明示される。心配ないよのサイン。
だから畑に鍬を入れるがごとく、何度も問おう。もうそれはそこにあってないのだから。
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