声の領域

高い声が出せるというのにあこがれていた。変声期にそれほど大きな変化が無かったので意識して高い声を出していた。
「お腹にJijiのセンサーがあるんだよね。だったら頭じゃなくて、そこから声出して!」とSんのすけに言われやってみたら低い声が出てきた。利点として、気配をあからさまにせず相手の眼前にスッと立つことが分かった。ムァーって感じ。
Jijiって人の中にあった可能のひとつが現れた。芸の幅が広がった。よりあれる領域がガバッと広がった。
これを体験できたのはMゆみが自身の意見と付き合い続けてくれたこそ。「全部あるけどこれもある」成るほど。実感した。
そしてMゆみからのリクエスト。相手からの認知を頭じゃなくてお腹で受け取って!これは出来なくはないけど難しい。自らの大きさを小さくするのに慣れたJijiには、他者の認知を糧に自らを大きくするのは抵抗がある。ここの折り合いは課題やね。