フィードバックは主観の反映

「Jijiがいると、場に深度と真度が増すね」とOさんから嬉しいフィードバックをいただいた。ありがとうございます。Jiji以上にJijiを表現してくださいました。

Jijiのことを汚物のように「キライ!」とおっしゃる方は、このJijiがJijiの中で練り上げるその人像として語るJijiの主観が不快なんだと思う。たいていこのモードに入ると、思考が消え、ポンポン口から言葉が出てくる。「Jijiの主観だ」と思っていても、それは絶対の事実とJijiは感じる。これがいわゆる前のめり状態。地からの声を代わりに語っている感覚。

JijiはJijiが言った内容を真理と思い込んでいるけど、多分当たってない。むしろJijiがJijiにとってこれが正直な想いだ!と追求する姿勢に共鳴するのだと思う。当たってようが、当たっていまいが、その迫り具合から、Jijiに迫られたその人の何かに触れて「分かった。Jiji」ってコメントに成るんだと思う。その人がセルフで迫る以上に、Jijiの追究する姿勢が深く刺激するから。「Jijiって純粋だね」って表現も同じことの別表現だ。

HさんやBさんから「Jijiには怖くて近寄りたくない」と言われたのも、Jijiは必ず他人のそこを突く。だから、自分の中に何かあるとぼんやり感じ取っている人にとって、Jijiは災いを呼ぶ人だ。見たくもない自分の中の正直さの水準が本当かどうか?嫌でも迫ってくるのだから。

Jijiにとってフィードバックとは(1)観察できたこと(2)それがJiji基準で正直だったか。

真実はわからない。そこから感じ取った何かは伝えられる。時にそれはまるでJijiがJiji自身のことを語っているように錯覚する。いや、きっと人をみて、Jijiを語っているのだろう。あくまで主観なんだ。

逆にJijiが何か刺激を受ける人とは、その人がJijiに何かをするのではなくて、Jijiの中の何かがその人の存在によって刺激を受けて、うずいている。だから、相手のせいにするのではなく、あくまでもなんでそのことに自分の中で、なんでその人がそんなにもJijiを刺激するのか?よくよく味わって、発言しないと、許せないし、関係性が固着する。

ここまで書いてなぜ目標が立てるのが苦手かもわかった。
つまりJijiにとって自分の気持ちに正直であるのが、最も優先すべき価値。
目標を立てると、気持ちが揺れる。
となると、正直でいられないと感じるのだ。だから、嫌な感じがする。

この状態にはリスクがある。パートさんからも「ほんとわかりやすよねJijiって」と言われるぐらい、他者にとって、会った瞬間Jijiがどんな状態だか、丸わかり。それが正直ってことだから。

Jijiが常に欲しているのは、素のコミュニケーションなんだ。

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