関わりの糸口が見つからない?!

いったんコーチング・モードに入ると、自然に流れるJijiを感じる。自分でいうのも何だけど、結構いいコーチングする。
問題はそのエンジンの掛かり具合がエンストばかりってこと。話を聞き過ぎで、一人ごと言っているのと変わらない!パターンか、Jijiの思い込みが強く囁きかけて、まったく検討違いなポイントを突くパターンかに偏って、相手に合わせてJijiの関わりを変えられない。聞いて直感を出すのワンパターンで、拡大質問が苦手。口に上がらない。「聞いてるよ」って説明が長〜い。コーチであるJijiのしゃべりの方が長い。今は何を考える間か?分からない沈黙が多い。「今は何がテーマなんでしたっけ?」と逆質問されてしまう。好奇心がJijiの相手の理解しようとする視点に偏って、クライアントさんと同じ目線でクライアンさんの世界を広げる質問になってない。・・・
ダメな理由はどんどん思いつくんだけど、なんでそうなるかの動機はシンプル。

踏み込んで関わるのが怖い。

それに尽きる。意図して関わる。そこに留まれない。逆にそれをするには覚悟がいると思いこんでいる。相手を信じる位置からブレないと念じてJijiが相手に踏み込む。ノーガードの打ちあい。例えボロボロになっても逃げない勇気がいる。
これまでの経験で、そこからお互い得るものも多いと体感していても、やっぱり怖い。実は関わる糸口はそこかしこにあるのに、それを感知できず、暗闇でもがいている。マンガの「風の谷のナウシカ」の土鬼の皇帝が、闇の衣に体を覆われ、めしいで、目の前にいるナウシカに気がつかず、部屋の暗闇へ暗闇へ手探りで彷徨っていくみたい。それはそこにある。内なる闇。内なる怖さを受け入れるだけ。すると見えるんだ!

<事実>コーチングにおいて最初の切り込みができずに困っている。
<発見>クライアントさんに踏み込むのが怖くて、糸口をみようとしていない。
<教訓>関わりに覚悟は必要なんだろうか?このワンパターン以外に道はないのだろうか?
<宣言>Jijiは人との関わりを怖がる。その気持ちを認めた上で、次なる関わりを止めない人です。

キバラカと魔法の馬
さくま ゆみこ編訳 / 太田 大八画
富山房 (1979.9)
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