戻る処、迎えてくれる仲間

「コーチのためインタラクティヴ・フォーカシング」ワークショップをJijiの知り合いのコーチ仲間に対してやりました。今は穏やかな満足感の中にあります。しばらくはこの温泉に浸かっているようなぬるーいゆったりした中でのんびりしたい感じ。

みんなから「良かったよ。で、来月のいつに続きをやるの?」と終わった直後に言われ、呆気にとられた。いやー今回を全力でやったので、次のことなんて考えている余裕全然なかったんですけど。

みんなには悪いけど、今はこののんびりした感じで漂っていたい。

そして、次回はまたインタラクティヴ・フォーカシングを全然知らないコーチの人に向けてやりたいな。Jijiにはこれを体験したコーチは、きっとクライアントさんへの接し方が違ってくるという確信がある。それはクライアントさんにとってもコーチにとっても素敵なこと。そんな輪を広げていきたい。

始める前からわかっていたけど、時間がない。時間が。

体験を通してでしかわからないことだから、このWSをやったので、体験時間は削れない。でも、ある程度手順を踏まえないと、いきなりでは???が点灯するだけ。

どこまで参加するみんなの力を信じればいいのか?どこまでステップを小刻みにしないといけないのか?その加減がわからなかった。

おかげで一番楽しみにしていた実際インタラクティヴ・フォーカシングをやってみてどうだったか?というみんなのシェアを聞くことができなかった。

これが痛恨の一撃!!!

勇者は立ち上がれず、出発の地の教会でこれまで貯めたゼニーを半額支払って復活させてもらうような感じ。

でもある意味、途中で満足できた。だって、リスナーしている時のみんなの真剣な顔。そして、自然とミラーリングまで始めているペアもあった。

一番怖れていたコーチだから質問をしてしまうってことも、耳を澄ませていた限りなかった。

最後に輪になってみんなの顔を見ながら、Jijiが今回の全体の感想を言った時、ああここにいるみんなには伝わったと確信した。もう言葉はいい。それを伝えたかった。そして受け取ってもらえた。これだ!これなんだ!
そして、やっぱりJijiはコーチ仲間の力を信じ切れていなかった。(反省)この人たちにはやりたいと思ったことは、どうやったら誤解がなく受け取ってもらえるだろうか?なんてごにょごにょ考える必要はなく、そのままポーンって差し出せば、それじゃわかんないよとか、もしかしてこういうこととか、ちゃんと受け止め直してもらえる。だって、この仲間のところこそ、Jijiの戻る処。「こんなに嬉しいことはない。」もっとやりたいことを荒削りで出せばよかったなぁ。(今だから思うのであって、出し惜しみをしていたわけじゃありません。)


そして課題はフォロー。ちょっと「えー」って感じになっている方へ、気持ちよく参加し続けられるような関わりをすること。あんまりにも気持ちがいいので、すっかり一参加者モードに陥ったり、時間が気になって次のプログラム展開をどうするかに意識が飛んでいて、この場で参加している方への心遣いがおろそかになってしまった。

兎にも角にも参加してくれたみんなに感謝。

絶妙な「聞き方」の技術
宇都出 雅巳著
明日香出版社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。