主体的とは、さわやか、すっきり、シンプル。

いよいよ明日「コーチのためインタラクティヴ・フォーカシング」のワークショップを主催する。

ここ1か月ほどずっとワクワクした感じが持続している。こんな経験は初めてかも。まるで小学生の時分に、明日の遠足が楽しみで楽しみで仕方なかったみたい。

自画自賛するのもなんだけど、ほんと素晴らしいメンバーが参加してくださることなった。このメンバーがくるとわかった時点で、おそらく8割ぐらい成功って感じ。

たぶんのこの感覚がほんとうにやりたい時に感じられるワクワクなんだろう。ずっとこれまでJijiはJiji自身にこの感覚を味わうことを許していなかった。やる前からそんなのできないと諦めていた。

こうした感覚を味あうとわかるのは、いかにJijiは自分の人生に100%責任を持ってこなかったかってこと。やれば味わえた。たった一歩、踏み出す勇気がなかった。

すると、初めて主体的ってことがわかってきた感じがする。今ここから創り出す。気持ちはどうあれ、やると決める。フォーカスはどうやったらできるか?何を創り出したいのか?

きっとJiji自身にとって大きな意味を持つ日だって、すごく伝わって来ている。

ITBの懇親会でアシスタントに入っていらっしゃったナベユキさんから、「今回のITBは秋風のよう」って言われて、成る程なぁって感じた。それと同じ喩えを感情モニタリング中級のクラスで聞いた。「感情モニタリングをやって、主体的になると、秋のようにさわやかな感じなんですよ」

この前コーチングを学び始めて1年半の方から「コーチングを学んでずいぶんとシンプルになった気がする」と伺った。

Jiji自身。コーチングを学び始めた最初の頃のクラスで、やたらめったら存在感を醸し出している方が何人もいて圧迫感を感じた。「なんだこれは!」そこにその人がいるだけで、静かにしていらっしゃるんだけど、何かがボァーと伝わってくる。その人が発する一言に力があるのがわかる。生きている言葉。その人が温かくJijiを見てくださるだけで、その視線の力強さに隠れたい感じだった。ただいるだけで当時のJijiにはプレッシャーとして感じられた。

やっと今説明ができる。コーチングを学んで、自己との対話が進むと、さわやか、すっきり、シンプルなんだ。外から刺激に自分の中が暴れない。それはそれとしてYesと受け止められる。「あんた何考えているの?(怒)」とならない。だから、さわやか。自分と他人の境界線が分かれている。相手の問題を自分の問題として抱え込まない。そして自分の問題を相手に押しつけない。だから、すっきり。外からの刺激にスッと反応できる。自分の価値観がハッキリしているから迷いがない。だから、シンプル。

当時のJijiが感じたのは、その人が主体的だったから。その人は他の誰でもないその人の人生を生きていたから。それが余りにも眩しかった。見ていられなかった。そこから出て行ってほしかった。そんな手に入らないことを見せてほしくなかった。

あぁ気持ちいい。そして楽しい。今はそんなふうに感じている。

やっとJijiもJijiの人生を生きるスタートラインに立ったってことなんだろうな。明日、Jijiがやりたかったことをやります。

「答え」はあなたの中に在る
ジョン・フォッピ著 / 河本 隆行訳
成甲書房 (2006.9)
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