感情モニタリング10月開講

 コーチだったらぜひ知っておいてほしいことに、自分の反応にどれくらい明晰になっているか?があります。それにピッタリな訓練を教えてくれるのが、感情モニタリングです。4月からずっと受けてきて、これは素晴らしい!と感じました。10月から新講座が開講されます。コーチのあなた。ぜひ参加されてどうでしょうか?

 Jijiは自分のコーチングが無惨な感じだった時、どうして?って思うと、それはクライアントの話にJijiの中の何かが反応する時だった。ただの話。しかも赤の他人の話なんだから、そんなに過剰反応する自分が信じられなかった。でも、確かにJijiは動揺して、コーチでいられなかった。突き上げるように「そりゃ違うでしょ!」とか「それって…(絶句)」とか。レベル1になり、相手の話を聞くどころではなく、自らの問題ばかりを考えていた。なんとか質問をしても、Jijiが考えたシナリオの答えを期待しての質問で、全然違う反応を返されて、何を聞いたいいのか?迷子になってしまった。そんなことを繰り替えてして知った。あれ、まさかJijiってこんな奴だったの?!

Jijiに受けることを勧めてくれたふゆふゆからお許しを得て、ふゆふゆの推薦の言葉を掲載します。(ふゆふゆ、ありがとう♪)

隔週10回。一括支払い5万円(税込み)。前週に出た課題をやってみてどうだったか?お互いの経験をシェアして、次の課題って感じで進んでいきます。現在、詳しい日程など調整中です。

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そんなわけで少しオススメの理由を
書きますので、長くなりますが、
興味のある方、お付き合い下さい。

さて、皆さん、いきなりですが質問。

コーチングが機能する条件って何だと
 思いますか?」

もちろん、皆さん1人1人心に浮かんだ
答えは違うと思います。僕の答えは

「正直さ」

っていうのがあります。

これはコーチングを受ける側として、そして
自分がクライアントの立場の時に思うことなん
ですけどね。

おそらく皆さんセッションの経過の中で「自分の
拘りに気づいて手放す」という体験をされていると
思います。コーチングの中の大事な要素ですよね。
そして、このプロセスを起こしていくには僕は
次の2つが重要だと思っているんです。

①自分の中で何が起こっているのか、ということを 
 バイアスなく「感じ取れる」こと

②感じたことをごまかさないこと

この時に②っていうのはシンドイけど、ある意味
わかりやすいですよね。ウソついてると自分で
わかっちゃうから。むしろ落とし穴になりやすいのは
①かな、と思うんです。

「自分のことぐらい自分でちゃんと感じられるよ!」

と言いたくなりますが、これもおそらくセッションの中で
そうではない体験をされてる方も多いのでは?
また特に「感じる」コーチングである「プロセスコーチング」的
アプローチを一般のクライアントさんに試みた時に

コーチ:「今どんな感じですか?」

クライアント:「感じるって何???」

とか

クライアント:「○○した方がいいですね」

といった「感じる」のでなく「考えた」ことを
答えられた体験をしたことないですか?

かように「感じる」、しかもストレートに
バイアスなく「感じる」というのは
(おそらく現代社会では)ムズカシイ。

ここが「コーチング」を進めていく上での
一つのネックになっていると僕は思っている
んです。もちろんセッション重ねていく中で
徐々に「気づき」が起こりやすい「コーチン
体質(^^)」にクライアントさんもなっていく
わけですが、もしも最初からクライアントさんが
「正直に」自分が「感じている」ことを
捉えるならば、セッションの成果は飛躍的に
違うのではないでしょうか?

そして、それはコーチの側にも当てはまる
と思います。自分が正直でないのにクライアントに
それを求めることはできない。

もちろん、これはそんなに容易なことではない
ですし、僕自身も自分のココロにtrickされたと
思うことがしょっちゅうあります。これは
きっと一生モノのプロセスなのでしょう。

この「感じる」ことの基礎からトレーニングして
くれるのが「感情モニタリング」だと僕は思った
わけです。

というわけで、長くなって申し訳ありませんが
共に「正直に」「感じる」練習に励みませんか?
というお誘いです。

いかがですか?


−−−−−−−−−−引用終わり

感情モニタリング 入門編

河野心理教育研究所 (1992)
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