内なる声と新しい関係を創り出す

最近「孤独」って感じがすることをマイ・コーチに話した。「それが出てくるってことは、人とつながりたいって想いがあるからだよ」と言われてハッとした。

どういう風に世界を感じようとしているのか?で、どう世界を味わうのか?が決まってしまう。

いや、この言い方も正確じゃない。外的刺激に対して、わき上がってくる想いがある。自動発生だと思っていたけれど、感情モニタリングの練習を通じて、それはかなりバイヤスに左右されているのとわかった。

きちんと意識に上げて、外的刺激や内的な想いを味わい直してみると、あれ、味を楽しんでいるんじゃなくて、触感とにおいを楽しんでいたんだってなことに気がつく。味だと思いこんでいただけ。実際に好奇心を向けて観察してみると、内なる感覚が受け取っていることはだいぶ違っていた。

とするならば、内的な想いも、あの人が私に嫌な想いをさせるっていうのじゃなくて、私があの人からそういった嫌な感じを想起させているんだってことになる。


コーチングを進めれば、確実に自分の内的な想いを少しずつ別の形で、確認し直す。その時、選ぶ余裕が出てくる。それまでピッタリと一体化していて、A→Bの反応しかないと思っていたけど、実はA→C、A→D…って自由に選べる。そこから、自分がこうありたいというBeingを自由に選択できるんだってことに気づく。

こうやって理屈の上ではYesなんだけど、実際のJijiは全然新しいJijiのBeingを創り出せていない。

湧き上がるこの想いが内側で乱反射して、止まらない。そこには選ぶスペースがない。一体化してしまっている。

ほんとうはどうありたいのだろう?

一つには、笑い転げているJijiなのかも知れない。

このコーチングってGiftをぜひ多くの人に味わってほしい。この世は生きていくに足る素晴らしい世界なのだから。人が人であるすばらしさ。それを伝えていきたい。

やっとそれを臆面もなく、すらっと言って立てるJijiを受け入れることが出来始めた。すべてはここから。

コーチ仲間から受け取ったたくさんのGiftを別の方に、溢れるばかりお渡ししたい。

トランスパーソナルとは何か
吉福 伸逸著
新泉社 (2005.1)
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