一年という時間

今日、立川の昭和記念公園で5,000発の花火大会があった。花火は綺麗だ。夏の夜はうだるようだ。

ちょうど一年前。ひさびさにまっしーから連絡があり、会いたいと言う。その前の年とかに、二子玉川の花火大会で楽しい思いをしていたJijiはその日は花火大会を見たいから日をずらして会おうと提案したが、花火の後でいいからと言ってまっしーと会い、初めて「コーチング」のクライアント体験をした。今思うと、なんてひどいクライアントだ。(笑)

3年前の12月。大学時代の友人の結婚式の2次会。東京駅の地下の商店街で席を同じくした「コーチ・カルロス」「まっしー」とJijiは、偶然「コーチング」にお互い興味を持っていることを発見した。「コーチ・カルロス」はだいぶ調べを進めていて、数あるコーチ養成機関の中で、CTIがよいらしいと断言。サイトを調べたら、もう3月まで予約がいっぱいで、4月からでないと参加できないと教えてくれた。で、申し込んだのが、「コーチ・カルロス」と「まっしー」。Jijiは、本を読めばコーチングの考えは吸収できる。40万近いお金と金土日と3日間も参加するなんて、ちょー怪しい自己啓発セミナーだと断定。参加しなかった。

今考えると、この日まっしーはCTI応用コースのバランスコースを取っていた。
「Jijiがこれまで生きていて一番イキイキしたのはどんな時かな?」「そりゃ、大学の時に参加した野尻キャンプでしょう」ってな感じで話が進んだ。しかし、超警戒モードだった。下手な言質を与えないように、慎重に言葉を選んでいた。突然「月からそれを眺めてみたらどんな感じ?」って言われて、「へぇ?」って感じ。すごくビックリした。後で感想を述べた時も、あれはあまりにも唐突でついていけなくなったと言ったぐらい。

バランスコースをとって、コーチ役をやった時から、この視点転換はすごく相性がいい。なんかコーチやっていて超楽しい。VAKでいうと、視ることに関して、Jijiはいつもやっていることらしくて、クライアントの人が、その視点からそのことをどんな風に視るのか?いつもとてもワクワクする。それが伝わるのか?視点転換を繰り返すと、段々テンションが上がって、お互い楽しくやれる。

で、今日一年経て、また花火を視ているJijiがいる。「コーチ・カルロス」は勤め先を辞めて8月から独立する。まっしーはオーラ・ソーマを学びに、ハワイのマウイ島まで行き、ますますパワーアップしている。

わずか一年前なんだろうか?それとももう一年経ったのだろうか?

お互い今の一年後が想像できただろうか?

自分のほんとうを掴んで、それに向かって一歩一歩踏みしめる。日々人の出会いに感謝する。

今のJijiには、たくさんのコーチ仲間がいる。そう、一年前には全然知らなかった人ばかり。でも、周りにはこんなにたくさんの素敵な仲間がいたんだ。Jijiにとって世界は地雷原から暖かいものに変わった。Jijiの望みは、こんな素敵な仲間と一緒にまじめ話を気軽にすることだった。

この夏のクライアント体験がもとで、秋にもう一度まっしーと会って話を聞き、これは思い切ってやってみるしかないと、12月にボーナス(パソコンを買うはずだったお金)をはたいて一括で申し込んだ。で、まもなくITBを迎える。

ほんとクライアント役にJijiを選んでくれたまっしーにはいくら感謝しても感謝しきれないぐらい。ほんとありがとう。

〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉解決志向ブリーフセラピー
森 俊夫著 / 黒沢 幸子著
ほんの森出版 (2002.4)
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