無視は人の尊厳を傷つける

今日めちゃくちゃショックな体験をした。
コーチ・クライアント関係で、クライアント役をやったのだが、なんと30分のセッションが続けられず破綻した。どうやっても自分の心の声を聴けなくなってギブアップした。ほんとコーチ役の人には申し訳ない気持ちでいっぱい。一生懸命「今」の自分の気持ちを探ろうとするのだが、肩をなでられても、背中さすられても、いつもだったら、ワァーと気持ちがくるはずが全然ダメ。ほんと何も感じられない。自分が自分でないみたい。「そういう自分でいたいと思っているの?」と言われても、「もしかしたら、これでもう一生会えないかも知れないんだよ」って言われてもダメ。すごくショックだった。こんなにも心を閉ざし無礼な自分は見たことがない。それにコーチ役の人の顔をまともに見ることができない。チラっと見ては背けてしまう。

「感受性が強いです」とか言っていて、この反応はなんだって感じ。ほんとにニュートラルで、感じ取れなくなってしまった。「今」にいようと意識をフォーカスしていたから、過去の思い出のせいとか、将来の不安のためではないはず。


駅で「じゃ」って別れようとするので、さすがに「それはないだろう」って感情が戻ってきた。


でご飯を食べて、仕切り直した。

また失敗したらどうしようと不安が強かった。深呼吸させてもらってやっていくうち、やっと「行動をする」って約束するのが怖いってわかった。そして、完璧であろうとするあまり、自分がいいなあって思う行動を取れないでいることがわかり、一つその場で即やってみて「できる」って確認した後、行動の約束をすることができた。

また一つ自分にとっての課題が見つかった。Jijiがこんなにも行動するの怖がっているんだもの。クライアントにやって☆なんてとても言えないことがよくわかった。

心のなかの幸福のバケツ
高遠 裕子 / Clifton Donald O. / トム・ラス著
日本経済新聞社 (2005.5)
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