谷に下る

プロセスコーチング第2日目。CCCの時からずっと楽しみにしていたプロセスコーチングの神髄を本日体感。

朝電車に乗りながら自分の中のどんな気持ちと一緒にいられないか?考えていたら、突然そっか!と気がついた。「自分の気持ちを信じられない」(A)のと「他人の想いを相手以上に感じとってしまう」(B)の関係は、それまでBだからAって思っていたけど、AだからBの逆だと気がついた。実は原体験(C)があって、Cの結果Aとなり、そこから生まれたコミュニケーションパターンから逆にBって感じるようになったと。

午前中いっぱい他人の想いを浴びせれて、気分的にグロッキーだった。

そしてついに谷に降りていった。どうして自分ではそれ以上谷を下れなかったか?それは、怖すぎて降りれなかったから。でも、コーチが「今、感じ取ろうって努力している。確かにここにいるよ。もし感じとって言葉にできないならそれでもOKだよ」って言ってくれた途端、頭がガーンと揺さぶられている感じで涙が出てきた。そ、怖い体験にふたをするため、自分の気持ち感じ取り禁止。周りの想いを読み取り、先読みして対応という自分自身のコミュニケーションパターンができたんだあって自分自身を再解釈できた。

涙を流すことで、すっきりした。浄化。自分の中にクライアントを入れられるスペースができた。それまでずっと深く根付いて、クライアントの気持ちを聞けないと叫んでいた部分が治まった。そ、自分の気持ちをゆっくり信じてOKなんだよ。だから、クライアントを信じ、クライアントの望むようにどこまでもついて行こう。

サーバント・リーダーシップ
石田 量 / Hunter James C.
PHP研究所 (2004.7)
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