自己を正当化して世界を眺めると

コーチング仲間が紹介していて読んだ。すごく面白かった。しかし深くて、うまく消化できていない。

人は自分の本当はやろうと思っていたことと反対のことをやる時、自分を正当化する。自己正当化が始めると、コミュニケーションの基本である「今ここで」自分が相手と向き合うことができなくなって、相手はいてももはやそれは「人」でなく、「物」になってしまう。

そこで補助線として、「誰一人間違っている人はいない。その人なりで完全で、自ら解決する力を持っている」と、とりあえず信じ込んでコミュニケーションを始めると、いかに自分が相手を「物」扱いしていたか?思い知らされる。そして改めて自分の中のとらえ直しが進む。


<事実>コーチングを受けてココロが元気になってきた。
<発見>私は自己欺瞞の固まりだった。
<教訓>今ここで成長していく相手と素直に向き合うことがコミュニケーションの基本だ。
<宣言>私は「人」と「事」を分けて判断する人間です。

箱
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5.14
富永 星 / アービンガー・インスティチュート
文春ネスコ (2001.10)
この本は現在お取り扱いできません。