フォーカシングってどこがよいの?

今度のフォーカシングの国際大会で、こんな活動やってて参加してる人はこんなこと感じてますって発表を、インタラクティブ・フォーカシング・カフェ(IFカフェ)のカフェマスターがしたいのでインタビューに協力して欲しいってことで、インタビューを受けてみた。


話しながら、インタラクティブ・フォーカシングのセッション自体が高確率で心の平安をもたらしてくれること。さらに単純なフォーカシングよりも効果が2〜3倍と感じること。関わって下さるリスナーからギフトを貰う感じがすること。フォーカシングよりもリスナーの存在に感謝の念やいろんな人とやりたい気になること。周りでセッションしている人たちからの熱気もすごくいい影響をもたらしていること。…なんてことがわかった。


他のコミュニティーとどう違うのか?

セッション中の関係はすごく親密。だけど終わると、没交渉。それが気兼ねなくワーク出来ることに繋がる。
あと、「こちらが出すイメージが違うと思ったら捨てて下さい」って基本姿勢。別のコミュニティーだと、善意なんだけど、より良いイメージを当てようとする感じがする。言葉で説明しがたい何かをワークしようとしてるので、その姿勢そのものがRyoji☆には痛い。ほっといてって思ってしまう。だから「合わないのは当たり前ですね」って入り方はRyoji☆には助けになる。
セッション前にどうやってやっていくか?丁寧に摺り合わせる態度が安心感を呼ぶ。
参加されてる皆さん、キャラが立ってて味わい深い。ほんとに微妙なラインなんだけど、内的繊細さをこんなにも色々な形で持ってるってたたずまいがよい。別の宇宙に出会った感じ。
そこには悲嘆の過剰ポテンシャルはないし、目的のために内的繊細は多少脇に置いて先に進むことを優先するわけでもないし、痛みが著しいので他者からのエネルギー注入を求めている訳でもない。ひっそりと静謐さを漂わせながら、豊かさがそこにはある。


今のRyoji☆は、聴き方の訓練法としてのインタラクティブ・フォーカシングの実践よりも、この静かだけど味わい深く、言葉にならないモヤモヤがスッキリするやり方としてのインタラクティブ・フォーカシングがより多くの人に広がって欲しいなって願ってる。
苦悩好きなRyoji☆としては、究極困った時はインタラクティブ・フォーカシングをセッションすればよいとわかったことが心理的にとても助けになってる。この6月にもまた入門講座があるので是非参加をお勧めする。