この世への絶望。何かをしてもどうせ無駄。その感覚を中学生ぐらいから持っていた。だから夢とか目標とかに意味を感じられなかった。そういったものを持ってしまうと余計に苦しみが増すだけ。「どうせ〜」がJijiの思考の合い言葉だった。
どうやらコーチングにおいては、そういった思考を「サボタージュ」と呼ぶらしい。これが何度説明を受けてもわからなかった。それも当然。だっていつもサボタージュと共にいるんだもの。そうじゃなくて、言われてもわからない。実感がわかない。年に数回、静まっている時があり、いいこと考えついたなって思っていた。
未だに考えている大半がサボタージュなので、とても効率が悪い。間を取ると「またサボタージュや」と気がつくか気がつかないかレベル。でも、こうして気がつくようになっただけでも、かなりの進歩って気がしている。これまでコーチに「サボタージュでしょ」って言われても、他人のサボタージュに触れても、特定できなかったから。関わろうとして、ものすごく疲れて消耗していた。
はぁ。やっと一歩って感じ。でも、やっとこれでいいらしいと実感をもって進める。その感じはとっても気持ちがいい。